債務整理をする

父は祖父の仕事を継いでいた。
しかし、経営は厳しい状態であることを成人してから知った。
それまでは気にしたことがなかったが、いつか自分は父の会社を継ぐとどこかで決めていたのだ。
そして、父の会社を手伝うようになったころに、父が債務整理をするといっていて、そのときは意味がわからなかった。
説明を聞いてもなかなか理解できなかったが、父は自己破産だけはしない方向でいくと話をしていた。
弁護士の人にも協力をしてもらいながら、債務整理を行なっていた。
そして、ついに父から会社を継ぐときがきた。
改めて今までのことを知ることになり、父が苦労してきたのが目に見えてわかった。
全ては自分に負担がないようにしていたのだと思うと、父みたいにこれからなっていけるのかと不安にもなった。
会社をまとめる存在になれるのか。
不安が大きかったが、これからも父はサポートしてくれるといっていて、早く独り立ちをして、父を安心させれるような人間になろうと思った。
自分一人でやっている会社ではないという言葉をしっかりと噛み締めながら仕事をするようになった。